コスモタイガーのあしあと。

宇宙戦艦ヤマトシリーズを追い続けて十数年の20代社会人です。様々な活動を記録していくブログです。

始まりの地へ。エピローグ(2017/2/25)

ある男の話をさせて下さい(真田並感)

 

忘れもしない2017年2月25日土曜日。それは彼にとって衝撃的な日でもあり、1番胸を踊らせた日でもありました。

 

宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 

第一章 「嚆矢篇」公開日。

 

この日からこの作品を全力で応援していこう。そう誓った日でもあります。

場所は大阪駅のビルにある大阪ステーションシティシネマから彼のヤマト2202は始まったと言っても過言ではありません。

 

-四国で上映されてるのに何故大阪なんですか?

まだこの時は全国15館でしか公開しておらず、1番最寄りの劇場でも大阪に行かないといけないという状況でした。

 

当時高校卒業直前だった彼は実家のお店の手伝いを2月の自由登校期間に友人と遊びながらも毎日のように手伝い、いつもすぐ使ってしまうお年玉はまるまる残して絶対に見に行くんだ!という一心でお金を貯めるのに必死でした。

結果貯金金額はなんと7万円まで昇り、人間好きなことは努力できるんだなぁと実感しました(笑)

前売券を買うために当時のヤマトクルーの無料会員にも登録し、高速バスへのチケットも予約し準備は万端!

 

そして、公開前の2月23日に彼は大阪入りし、しっかりと現地の大阪ステーションシティシネマで席を予約しました。当時、まだクレジットカードなんて持ってなく受付で予約する時はそれはそれでワクワク感があって今でも忘れられない感覚です(*゚v゚*)

 

翌24日には早朝から京都へ出向き初めての新快速223系(一番好きな車両)に乗って中学生の修学旅行で回りきれなかったり見切れなかったりした清水寺京都鉄道博物館等を堪能し、大阪へ帰ってきてもあべのハルカスで夜景を見たり日本橋でんでんタウンで買い物したり…

知り合いの家に帰ってきた時は疲れがどっと出て頭痛しましたが薬を飲んだらすぐに治り、その時スカパーでやっていた(多分ファミ劇?)2199の再放送を見ながら寝ました。

来る2月25日、初回はあえて見ずに午前中は大阪城を堪能しました。

天守閣から見る大阪の風景はかつてコナンの世紀末の魔術師で見た風景を思い出してそれはそれで感動に浸っていました(笑)

正午過ぎの回を予約していたため、10:30には大阪城を後にし一路大阪駅へ。

さて…グッズを…と思っていた矢先、私は侮っていたんです…その劇場物販の行列を!

しまった…田舎の劇場じゃこんな光景なんて有り得ないしむしろガラッガラだったから同じ感覚で来てしまった…死ぬほど後悔しました。

とはいえ今から第一章をみれるんだからと一旦物販を離れ飲み物を買うことに。

開場を待つ。そして開場の時間になって人混みをかきわけスクリーンに乗り込みます。入場特典も入手しいよいよ…!

白色彗星の大きさ、序盤の迫力の艦隊戦。いつ見てもカッコイイアンドロメダ

その自慢の主砲でカラクルムをぶち抜くヤマト!古代と雪の日常!英雄の丘!そしてエンディングのヤマトより愛をこめて!

第一章だけでも「これは…ヤマトだ…とんでもない作品と出会ってしまった…」と思わせてくれた1時間でした。

 

 

そして彼は、四国で上映される第五章までの間必ず公開初日にはその劇場に訪れ早朝から劇場物販に並びその場を楽しんでいました。(第三章公開時は地方祭と被っていたため、10月25日にMOVIX倉敷にて初鑑賞)

 

そしてそのほぼ丁度2年後の2019年2月28日。

あれから2年の月日が経った今、彼は当時は色々な事があったなと思い出しながら感傷に浸りつつ大阪へ

出向くのでした。

 

 

 

PS,懐かしい。笑