コスモタイガーのあしあと。

宇宙戦艦ヤマトシリーズを追い続けて十数年の20代社会人です。様々な活動を記録していくブログです。

約束の地、念願の新宿ピカデリーへ。(2/18)

まず最初に。

七章のネタバレが含まれますのでまだご覧になられてない方は見た後に閲覧することをオススメしますm(*_ _)m

 

 

待ちに待ったこの日がやってきました。

この日は朝から活動開始。叔父さんは勤め先へ、自分は一路祖母のお墓へ文京区へ。

水道橋駅…かつて母とお盆に関東へ帰省した時に東京ドームへ巨人VS広島をよく見に行ったものです。

実は主は小学生からのカープファンでもあります(*゚v゚*)

栗原、廣瀬、石原、東出…低迷期時代を支えた選手の名前が思い出されます。

お墓参りを済ませ、松屋で朝食を取った後に一旦秋葉原へ。

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アキヨドにて撮影したジプシーアベンジャー。

かっくいぃぃぃ〜!

買い物して暇を潰します。

お台場ユニコーンの演出時間も近付いたので今度は新橋駅へ移動しそこからゆりかもめに乗り換えて一路お台場を目指します。

お台場ユニコーンガンダム立像を見るのは2回目なのですが昼演出を見た事がなかったのでこれはこれで念願叶った(?)形になりました(笑)

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↑昨年4月に撮った夜のユニコーン

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↑今年2月に撮ったユニコーン

どちらもかっこいいです(﹡ˆˆ﹡)

RGのプラモデルは作ったなぁ🙄

演出も見れたので今度はイマイチ登ったことのなかった東京スカイツリーへ行くことにしました。

関東へ来る度に毎回叔父さんの家で見ていたスカイツリーはこの時まで今だ登ったことなく、初めて目の前まで来た時の大きさは圧倒されました。

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カメラにやっと収まるくらいの大きさでした。

30分ほど並んでチケットを買い、いざ展望台へ!

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うほぉ…わしゃあこんな高いところ登山以外で登ったことないんよ(←田舎者丸出し)

もう1つ上の展望台にもお金を払っていきました。f:id:CT2BBY013:20190409013345j:image

高いところは比較的好きなんですがこんなに高いところまで来たことは無くここまで来ると恐怖でしたね(笑)

でも景色は素晴らしいものでした(*゚v゚*)

ぼちぼち降りてそろそろ新宿へ戻らねば…

地下鉄を乗り継ぎ錦糸町駅総武線に乗り換えた時に緊急停止ボタンが押されていて駅に停止したままの電車がそこにあって少し焦りましたが3分程して発車したのでホッとしました( ˊᵕˋ ;)💦

新宿駅へ到着し新宿ピカデリーへ向かいます。

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遂に…この俺が…!あの新宿ピカデリーに…!

自分自身がこの場にいることすら信じがたいと思うくらいの高揚感が押し寄せてきます。

ロビーに入ると…おおっ!

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そこには初めて見る1/100ヤマト&アンドロメダの姿がありました。

すげぇ…大きい…

パシャパシャと写真を撮りまくりましたよね(笑)

 

そうこうしている間に時間は遂にスクリーン1、宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章《最終章》新星篇 最速先行シークレット上映会の入場が開始されました。

 

ついにこの時が…(尾崎徹太郎風)

 

胸の高鳴る鼓動を抑えながら劇場内へ。

入場前には先行上映を見た方々が貰える(おみやげ)を頂きました。

そして席に着きます…がしかし自分のチケットの見間違いで全然違うところに座っていました(笑)

元々その席に座る方に指摘されてア゛ッ!となりましたが優しい口調で「良いんですよ〜🎵気にしないで〜🎵映画楽しもうね!🎵」とお言葉を頂きすごく救われた気分でした‪( ´•̥  ̫ •̥` )‬

あの時のお兄さんありがとう…そして席間違えてごめんなさい…

色々ありましたが上映時間になりました。

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最初にアニメライターの小林治さんが登壇。注意事項とこのあとの流れの説明をされた後に上映が開始されました。

オープニング…いつもと違う感情を抱きながら見てました。

ささきいさおさんの主題歌が劇場で聞けるのも七章で最後…。少し寂しく思いました。

そしていつも以上のドキドキとワクワク。

最初の永倉と斉藤のシーンで早速涙腺が緩んでしまいました。

あかん…まだ始まって10分も経ってねえのに…。

隊長ともあろうもんが…負けんなよぉぉぉおお!

そしてキーマンに迫られた選択。古代の引き金を引こうと引くまいと…必ず大事なな何かが失われる…

確かに人は何かを失いながら生きている。すごく共感しました。

そしてその後の総統の「彼の友なら…恥をかかせるな…!」もカッコイイセリフでしたね!

雪が身を呈して古代を守ったシーン、記憶を無くしているはずなのに…彼を愛しているかのように…。

ガトランティス…クローニングによって世代を重ねてきた彼らにとって「愛」という感情はない。

しかしその概念を覆すような現象が目の前で起きている。

ミルの考え方にも少し変化が垣間見えたシーンでした。

ようやく分かり合える…しかしその時…。

ここはすごく衝撃的で自分でも「えっ…?」と受け止められない位でした。

ミルの遺体を見つめながら涙を流す桂木透子。純粋体のコピーと言えど、記憶が残っている限り透子さんにとったら「息子」という存在。

透子さんが涙するシーンも凄く印象的でした。

神が与えた千載一遇のチャンスを逸してしまった。

この戦いは行き着く所まで行くしかない。

それぞれの思いが錯綜します。

デスラーは自らの座乗艦であったノイデウスーラをヤマトに託し、コアシップと共に新しい星探しの旅路に出ます。

なぜ戦った…なぜ愛し合おうとしなかったんだ。

旧作のガミラス本土決戦後に古代が放った一言が蘇ります。

斉藤は操り人形からの呪縛を解くために自らの体に負担をかけさせながらも最後の戦いに挑もうとする魂にも震えました。

地球に侵攻するガトランティス白色彗星。

不安の顔を浮かべる市民。

 

…ねぇ、ヤマトは? ヤマトが来たらあんなのやっつけてくれるよね!

 

このシーン大好きなんですよね。絶望しか無かった雰囲気の中、純粋無垢な子供が何気なく放った一言が風に流れたかの如く町中に伝わり一気に気分が上がります。

…そうだ、我々にはヤマトがある!

人類最後の希望。「宇宙戦艦ヤマト

そして…

「ワープ終了!」「誤差修正20、15、10!」「修正データ送信!」

「…トランジット波動砲、発射準備」

「我がノイデウスーラはトランジット波動砲のエネルギー輻射からヤマトを守ってくれる」

ヤマトが織り成した奇妙な縁がここで実ります。

黄色い光を発しながら発射されたそれは見事に彗星中心核を貫きます。

その直後、テレサに導かれし艦の後方にはバレル座乗のゼルグート級を中心としたガミラス艦隊が続々とワープアウト。

ここ全章通して一番燃えました!かつて対戦国として戦火を交えたガミラスとの人間の命運を掛けて共同戦線を張るシーンはもう言葉に出来ないくらい感慨深いものがありました。

3年前の戦いでヤマトを苦しませた次元潜航艦がヤマトを都市帝国中核まで送り込み、分かり合えることで盟友となったバーガーが地球を守る為にヤマトが帰ってくるまでその場を指揮している。

これも、縁のなせる技…。

ヤマトは都市帝国中核を進みます。

それぞれの思いを馳せつつ、突入作戦が開始されます。

ヤマトに食らいつくゴストーク級とイーターⅠ。烈火のごとく襲いかかってくるミサイル。

ヤマトの装甲がみるみるうちに汚れていきます。

 

エンジン出力制御ならず…しかし航行に支障無し…

 

センセイ… アリガトウゥ…

 

BGMの死と祈りが戦いの儚さを表現します。

この戦いに意味はあるのか…

そして…

 

古代…次の艦長は…君だ…!

 

未来を…掴め…

 

古代のいろんな感情が交わった表情がなんとも言えませんでした。

 

土方前艦長の命令を決行するっ!

 

マグネトロンプローブで自ら体を守るヤマト。

古代自らも先行部隊として出撃します。

ラーゼラーが操る赤いイーターと交戦します。

加藤がこの赤いイーターと戦い始めます。

様々な罪を背負った加藤、一度は死なせてくれと強く願っていたこの男もヤマトがゼムリアから脱出した時には生きたいと強く願うようになっていました。

翼や真琴に会いたい…しかし加藤の思いとは裏腹にブラックバードのキャノピーを貫いたそれは無情にも彼の体をも貫いてしまいました。

 

…でもよぉ!父ちゃん、最後まで諦めねぇぜ!

 

イーターを撃破し白い閃光の中に消えていく加藤とブラックバードが凄くかっこよかったです。

 

なんかもうだいぶ長くなっちゃったんでここから特に好きなシーンだけピックアップしていきます!(←投げやりになるな)

全部好きなシーンなんですけどね(*゚v゚*)

 

ヤマト出撃の音楽が流れながら中核へ突き進むヤマトの姿が皆で戦ってるんだ!という印象があってとても好きです。

透子さんの誰よりも人間だった!っていうセリフも凄く好きです。

大帝玉座の間に着いたあとにニードルスレイブの流れ弾から身を呈して大帝を守ったガイレーンの行動も、やはり作られた命とは言えどもガトランティスには人間と同じように「愛」が存在している証明となりましたね。

ズォーダー本人も人間と認め自らゴレムを起動させてしまいますが…

知恵の実を食らったガトランティスは愛を知ってしまった人間、と捉えることも出来るのではないでしょうか。

古代が必死にズォーダーにやめろと問いかけますが…

ここの滅びの方舟に吸収されていくズォーダーが銀河鉄道999の黒騎士ファウストっぽく見えてたのですが後日Twitterを覗いてみると同じように感じていた方も居てやはりそう見えたいたんだなぁと(笑)

 

キーマンは愛機であったツヴァルケに搭載していた波動掘削弾を都市帝国のエネルギー源の内部から爆発させようと試みようとします。

しかし古代はもう誰も失いたくないという一心から止めようとします。

でもこれをしなければ…

齋藤の乗った機動甲冑もこれに加わります。

頼む…俺達のために…

未来を掴め!

 

2人の犠牲を払いながら停止したと思われた滅びの方舟は無情にも再起動し月を撃ち抜きます。

 

食い止める術を全て使い果たし、古代は総員退艦命令を下したあと自ら艦に残りヤマトを滅びの方舟に突撃させようと考えていました。

退艦したはずの雪もヤマトに残り古代をナビゲートします。

島の「古代が残ってる…!」の所は完結編っぽくて好きでした。

緊張と不安と恐怖からか操縦桿を握る古代の手は震えているように見えました。

それに手を添える雪にグッときましたね。1人じゃないよって。

臨界点を突破仕掛けている波動エンジンが高次元世界に穴を開けそこにテレサを呼び出したという真田さんの解説の後のセリフの「この宇宙にテレサを引き出す為の器…《ヤマト》」

このセリフも大好きです。

その後の展開はさらばと同じような感じで、第一艦橋に現れた殉職者達には2199の時に旅立っていってしまったヤマトクルーの姿もあり、製作陣の「愛」までもが感じられました。前作である2199も大切にしているんだなぁと、、、、。

 

ガトランティス戦役から半年が経った後、英雄の丘に集うヤマトクルー達。

島がしかめ顔になりながら「偉くなりやがって…」は、単にかっこよく行ってしまったとかそんなものではなく、親友として、戦友として、幾多の苦楽を共にしてきたかけがえのない存在が何も言い渡さずに勝手に…と思う事が大きすぎた故に思ったセリフなんだなと思います。

 

高次元世界で2つの記憶が1つとなった雪。ここで自分はよかったぁ〜…と胸を撫で下ろしてしまいました(笑)まだ元の世界に帰っていないのに😓

でもこれで帰ってからもイスカンダルへの大航海の記憶も、今回の旅の記憶も蘇った事ですから後々の事を思うと…ね!ってなります(笑)

 

時間断層に滅びの方舟と共に消え去ったはずのヤマトが突如ワープアウト。汽笛を大きく鳴らしながら波動掘削弾の爆発とともに巻き込まれたはずの山本玲と共に元の世界に戻ってきました。

玲はテレサからのメッセンジャーとしての役を全うし、真田、山南、藤堂早紀と共に防衛軍と大統領に2人の救出を求めます。

ただし時間断層を犠牲にしなければ2人を救出できないという割に合わない願いをバレル大使の尽力によって結論を国民投票に委ねられる所まで話が進みました。バレル大使本当にいい人!大好き(*゚v゚*)

 

そして運命の時。

芹沢さんは時間断層の重要性と地球のこの先の事を考えて判断を下すべきだと国民に問います。

しかし、芹沢さんが真田さんが演説する場に立つ前に「君たちが羨ましい」と放った言葉は色んな思いが詰まった物だと感じ取れました。

芹沢さんも本当はこうしたくはなかった。でも地球の未来も考えないといけない。

管理職についているからこその感情ではないでしょうか(*゚v゚*)

 

そして真田さんの演説はもう反則ものです‪( ´•̥  ̫ •̥` )‬

2199も見ている身として、BGMでGreat Harmony流されたらもう泣くしかないじゃぁん。゚゚º(゚´ω`゚)º゚゚。

 

彼は決して英雄ではなく、彼は貴方自身。本当の自分を見失った貴方や私の分身なのです!は心にグッと、これ以上にないくらい掴まれた気分でした。

自分も、その1人だったりするので。

 

古代はもう失いたくないと元の世界に戻る事を拒みます。雪の、古代進は!地球を救ったぞー!もここで2話以来のこのセリフくるかー!と感動してしまいました。今度は雪が古代自身に自信を付けさせるために。

テレサも「それも、未来の1つ…」ここで全てが繋がりました。

高次元世界の海から2人を迎えに来たヤマト。

ヤマトは地球を救い、高次元世界に留まってしまった2人も救う、「希望の艦」なんだなぁと心から思いました。

 

そしてエンディング「ヤマトより愛をこめて」

第一章の時に使われてたから流石にないかな〜と思っていましたが最初と最後をこの歌で占めるとは!と思うと本当に嬉しかったですね(*゚v゚*)

2人を連れ地球に帰ってきたヤマト…

良かった…2人が救われて…最後が希望に有り触れた最後で本当に良かったと思える作品でした。

 

本編が終わり舞台挨拶が始まります。

ハンカチ持ってる人ー!と問いかけられた時観客の殆どの方々がハンカチを持たれていて、羽原監督が感極まって少し言葉詰まっていたのを見て自分もまた泣いてしまいました(笑)

皆に愛された作品なんだなぁと。

自分はハンカチこそ持っていませんでしたがその時来ていたニットの上着の両腕の裾はぐしょぐしょでした(笑)

 

全ての流れが終了し万感の思いを込めてピカデリーを出る。(城達也風)

 

外は寒いはずの2月真っ只中だったにも関わらず、自分はどこか人間味のある暖かい雰囲気に包まれていました。

 

長くなりましたがお付き合いありがとうございました。

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P.S.最後の方とか途中めんどくさくなって端折ってすいません(殴

自分的解釈と言葉足らずと語彙力のなさが発揮されている部分があってそこはちがうんじゃないかな…と思うふしもあるとは思いますがでもヤマトが好きなのは変わらないのでそこはご容赦くださいませ🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

 

次の日のエピソードは番外編として後日纏めようと思いますm(*_ _)m

次は大阪遠征のお話です。